不動産業で独立開業する方は少なくありません。
実際に不動産会社は増え続けていますが、その一方で倒産するリスクがあるのも事実です。
この記事では、不動産会社を経営する魅力や必要なことについて紹介します。
不動産会社の経営をお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。
不動産会社を経営する魅力にはどのようなものがある?
不動産会社を経営する魅力は様々ですが、ここではそのうちの2つを紹介します。
投資額が少ない
不動産会社を開業する際の初期費用はおよそ400万円ほどで、車両や事務所にできる物件が元々ある場合は、400万円以下になることもあります。
これは不動産会社を経営することによるリターンを考えれば、ローリスクと捉えられる範囲の額となります。
リターンが大きい
不動産会社が1件の取引で得られるリターンは、売買の媒介の場合、3000万円の物件の成約で96万円、売主買主双方からの手数料授受の場合、最大で192万円です。
仕入れして売主として取引する場合は、相場上高額の販売益を設定できるため、さらに収入が多くなります。
賃貸の場合は、1件の取引につき賃料1ヶ月分・管理の手数料は賃料の5%ほどなので、堅実で安定した収益になります。
不動産会社の経営を始める際に必要なことは?
不動産会社の経営を始める際に必要なことはいくつかあります。
この項では、必要なことを3つ紹介します。
人脈
不動産会社の経営の中でも、特に不動産仲介業をする場合は人脈が非常に重要です。
売買の場合も賃貸の場合も、不動産オーナーの数は限られているため、1から掘り当てるのは容易ではありません。
ある程度、資金力のある会社であれば、自社の力で顧客を見つけられますが、1から始める場合は営業をひたすら行う必要があります。
この際に地域の地主との人脈があれば、顧客を獲得でき、安定した事業を展開できます。
資金
他の業種と比較すると開業資金は低いですが、不動産業は営業が中心となることがほとんどなため、人件費が膨れ上がっていきます。
また、不動産オーナーやお客様を安心させる物件となれば、様々なお金がかかります。
そのため、ある程度の資金は必要になるのです。
資格
不動産会社を経営する場合は、従業員数の20%以上が宅地建物取引士でなければいけません。
雇い入れれば自分自身で取得する必要がありませんが、少しでも開業資金を抑えるためにはご自身で資格を取得することがおすすめです。
まとめ
不動産会社の経営には、投資額が少ない・リターンが大きいなどの魅力があります。
もし不動産会社の経営をしたいのであれば、人脈や資金、資格など様々なものが必要となるので、事前にどのようなものが必要なのかを把握しておくと良いでしょう。
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