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JICA「2024年度中小企業・SDGs ビジネス支援事業(JICA Biz)」ビジネス化実証事業に採択

2025/01/20

独立行政法人国際協力機構(JICA)の「2024年度中小企業・SDGs ビジネス支援事業(JICA Biz)」のビジネス化実証事業に採択され、フィジーの無収水削減(水道検針業務)に向けてビジネス化実証調査を行うことになりました。

フィジーの水道検針が抱える課題

フィジーでは水道メーターの検針が手入力で行われており、検針データの誤りが約10%に及ぶことが課題となっています。
この誤りの修正のためにチェック作業が必要であり、業務負担が増加しているだけでなく、水道料金の適正な請求が困難になっているのが現状です。
また、フィジーでは無収水率(収益につながらない水の割合)が約29%に達しており、水道料金請求の適正化と業務効率化は急務となっています。

ネオス検針アプリ「SNAPPY」による導入期待効果

当社開発した「SNAPPY」は、スマートフォンとAI画像認識技術を活用し、水道メーターの検針業務をデジタル化するアプリです。

「SNAPPY」をフィジーに導入することにより、水道検針業務において以下の成果が期待されます。

  •  検針業務の効率化:作業時間を大幅に削減
  •  誤検針の防止:AIによる自動認識で、検針ミスを最小限に
  • 収益改善:水道料金の正確な請求により、無収水の削減に貢献
    ⇒ 長期的にインフラ改善が行える収益作り、持続可能な水道事業の実現へ貢献します

詳細情報

採択テーマ
「フィジー国だれもが安全な水を安定利用できるよう無収水を削減する水道検針スマホアプリに係るビジネス化実証事業」
前年度ニーズ確認調査概要
https://www2.jica.go.jp/ja/priv_sme_partner/document/1575/Nz231039_summary.pdf
JICAニュースリリース
https://www.jica.go.jp/information/press/2024/20241223_41.html
https://www.jica.go.jp/about/announce/sdg_bncs_bvs/2024/detail/__icsFiles/afieldfile/2024/12/23/240902_result_01_02.pdf#page=3

 

本件に関するお問い合わせ先

株式会社ネオス 経営管理本部 河野(かわの)
Tel : 092-724-7910
e-Mail : info@neos.ne.jp